【トイレのリフォームについて】
更新日:2021年6月30日

家の中でトイレは、家族が毎日何度も使用する場所なので、不具合があるとすぐに直す必要があります。
現在では、便座の後ろにあるタンクがないタンクレストイレというものがあり、見た目がすっきりして、
お掃除がしやすいというメリットもあります。
今回は、トイレのリフォームについてお伝えしたいと思います。
トイレのリフォームについて

▶トイレのリフォーム費用と日数
・リフォーム費用の相場は20~50万程度
新しくするトイレのグレードや工事内容で価格の変動がありますが、
一般的に費用として30~40万程度が相場になります。
洋式→洋式、和式→洋式など交換の種類で日数や費用が変わります。
タンクレスのトイレにすると、タンク式より価格が高く、
手洗いがトイレに付いていないため、手洗いを別に設置する必要があるので、
予算と要望のバランスを考えることが重要になります。
*ポイント*
トイレのリフォームでよりきれいなトイレルームにしたいポイントとして、
壁や床のリフォームを一緒にすると新築のようにきれいな空間に変えることができます。
特に汚れや劣化がしやすい床は、比較的安価でメンテナンスがしやすいクッションフロアという
クロスの材料が人気で新築でもよく使われるものになります。
・リフォーム完了まで1~2日程度
トイレのリフォームは、以下のような流れになります。
① ショールームやカタログなどでトイレの仕様を決める
↓
②トイレの施工日が決まる
↓
③既存のトイレ撤去・配管調整
↓
④床材の変更工事 (*現在のまま使用できる場合は不要です)
↓
⑤新しいトイレ設置
↓
⑥清掃・完了
▶トイレの交換時期やチェックポイント
・一般的に10~15年が目安
トイレの便器やタンクは陶器で作ってあるため丈夫ですが、
内部のパッキンや配管部材が経年劣化により、
水漏れや水の流れが悪くなったりすることで交換の必要があります。
また、見た目が汚れてきたり古くなってきて新しいものに変えることを
検討される方もいます。
・見逃さないチェックポイント
①便器と床の間から水が漏れる
②洗浄時にあまり水がたまらない
③便器やタンクにひび割れがある
④タンクの給水管接続部から漏水する
⑤便座が異常に熱くなることがある
*リフォームに補助金がある??
介護保険や各自治体による補助金制度、助成金制度があります。
介護保険が利用できるのは、要支援や要介護の認定を受けている介護保険の被保険者となります。
申請要件などを満たしている必要があり、詳細は各自治体のホームページや地域のケアマネージャーに
確認してください。
また、国の制度でグリーン住宅ポイント制度などがあり、ポイントで還付があるなどお得になる場合が
あります。申請の期限や提出書類がありますので、利用される場合は事前に施工会社の担当者に
確認しておくことをおすすめします。